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羽生二冠、木村と佐藤(和)を撃破し、4強入り――朝日杯

■朝日杯将棋オープン
月曜日の朝日杯将棋オープンは、羽生二冠が木村八段と佐藤和俊五段を破り、ベスト4進出を決めました。

羽生-木村戦は、後手の羽生が一手損角換りで臨みましたが、なんと羽生は意表の早繰り銀!
羽生vs木村その1

後手番で、しかも一手損しているのに先攻とは、いかにも無理筋ですが、羽生が指すと馬鹿にはできない。
しかし、ここから木村は、▲6五歩、△7六歩、▲同銀、△7三銀に、▲7七角!と、いかにも味のよい角打ちで、以下戦いを有利に進めます。
その後、木村は角筋を生かした攻めを展開しますが、羽生も頑強に受けて下図へ。
羽生vs木村その2

先後とも、もう受けがきかない恐ろしい形。私のレベルではどっちが勝っているのかまったく分かりません。
▲3三歩成が普通に見えますが、△4九馬、▲同玉、△3七桂から先手玉が詰んでしまいます。
実戦は、▲2二金としましたが、以下△同飛、▲同角成、△4一玉で、後手が勝ちになったようです。

観戦記者のコメントによると、木村八段は秒に読まれて指した場面が何度かあったようですが、もしかしたらそのあたりで失着があったのかもしません。
勝った羽生二冠は、夕方からの佐藤和俊五段との対局にも勝ち、1000勝達成からもどんどん勝ちまくりです。
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矢内、中村(真)に冷や汗勝利――マイナビ女子オープン

■マイナビ女子オープン
昨日のマイナビ女子オープンは、矢内女流名人と中村真梨花女流初段の対戦でした。
どちらが勝ってもおかしくない組み合わせで楽しみにしていましたが、熱戦の末、矢内の逆転勝ちに終わりました。

立ち上がり、先手中村の四間飛車に対し、後手の矢内は4五歩(6五歩)急戦で臨みます。
下図は定跡どおり進んだ中盤。
矢内vs中村真その1

よく見かける形ですが、私は先後とも指さない形なので、あまり研究していません(汗
ここから、▲6三歩、△5一銀、▲5六銀、△6六歩、▲5六飛、△8八飛成、▲5五銀以下、先手が角を入手し、少し優勢になったようです。

そのままマリカ優勢で進み、下図は終盤。
矢内vs中村真その2

先手は馬が二枚。次に▲5四馬引とされると、攻守ともに絶大な威力になるので、後手忙しい。
ここで、矢内は△3七歩、▲同桂、△3六歩、▲4五桂、△4四銀引と名人の底力を発揮!

そして下図。
矢内vs中村真その3

実戦はここから、▲3三桂成、△同銀、▲5四馬引としましたが、△4九竜!で一気に受けなしになってしまいました。
どうも中村が形勢を楽観していたようで、見落としがあったように思われます。
図では、おそらく工夫する必要があったようで、たとえば▲3五歩や▲5九歩、あるいは単に▲5四馬引などが考えられたと思います。
残念な敗戦の中村女流初段

目前で勝利を逃した中村女流初段には残念な一局でした。
でもまだまだ若いので、これからの活躍に期待したいところです。

右は▲5四馬引を指したあと頭を抱える親方。

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増田、中原を破り快進撃続く――NHK杯

あけましておめでとうございます。
そろそろ棋界も本格的に始動しますね。月曜日からワクテカな対局が目白押しです。

■NHK杯
今日のNHK杯将棋トーナメントは、中原永世名人と増田五段の対戦でした。
この時期の対局にしてはマニアックな組み合わせだったのであまり興味がわかず、11時頃から観戦しました。
戦型は、後手中原の一手損角換わりに対し、先手の増田が早繰り銀を選択しました。
下図は、おなじみの仕掛け。
中原VS増田

早繰り銀は△1五角の王手飛車を消してから仕掛けるのですが、先手は▲1六歩ではなく、▲6八玉型を採用。
図は▲35歩と仕掛けたところで、実戦は△4四歩と応対しました。
感想戦では、△3五同歩もあると中原が言ってましたが、どちらが良いのかはまだ結論が出てないようです。
△3五同歩以下、▲同銀、△8五歩、▲7七銀、△8六歩、▲同歩、△8五歩からの、十字飛車が成功すれば、後手優勢です。しかし、▲7七銀のかわりに▲7九玉(桂馬にひもをつけて次に▲7七銀を狙う)とする手もあって、難しいようです。
実戦は、△4四歩以下、▲3四歩、△同銀、▲2四歩、△同歩、▲同飛、△2三金、▲2八飛、△2四歩と、後手は金銀が上ずる力戦形となりました。
私はこういうじわじわ押し上げていく将棋が結構好きだったりしますが、いったん防衛線がほころぶと、一気に自陣が崩壊してしまうので、早指しでは勝つのは難しいかもしれません。

その後、熱戦が続き、一時は中原が優勢になったようにも見えましたが、結局増田五段が勝ちました。

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